BEBEMOSVINOS(ベベモスビノス)とは

BEBEMOSVINOSとは、スペイン語からつけたもので、日本語に直訳すると「私達はワインを飲む」となります。
皆で美味しいワインを飲もう!と思って名付けました。

そもそも私達ベベモスビノスの活動が始まったのはある日の晩酌中でした。
レバノンって日本には出回ってない美味しいワインがたくさんあるよね、と夫婦で話しているうちに、
美味しいワインを皆で楽しめるように私達で輸入しようよ!と盛り上がったことがありました。
とはいえ右も左もわからぬまま、どうも免許が必要らしいということが分かり、
自力で免許申請し、約1年かけて取得できました。
そして私達は会社を退職し、個人事業主となりました。
大手業者ではできない、生産量が少ないけど美味しいワインを取り扱う事、ができます。

ワインの輸入販売業者はたくさんありますが、私達が大事にしているのは下記3点です。
・環境に優しいワイン作りを行っているワイナリーと付き合う
・レバノンの子供達に教育と笑顔を届ける
・ワインを楽しく美味しく味わう


ワインを通じて、皆がハッピーになることを目標に活動を続けていきます。

レバノンワインを取り扱う理由

観光でレバノンを訪問した際に、とても良い国だと感じました。
山と海に囲まれた自然豊かで恵まれた土地、人は親切で優しい人が多く、料理もとても美味しいです。
夏は海水浴、冬はスキーができるのでいつ訪れても楽しめる国です。

一方で、飢餓や貧困に苦しむ子供達の姿や、エネルギー不安定による停電、崩壊したままの壁や建物など
社会的に解決しなければならない課題もたくさん目の当たりにしました。
最近ではコロナウイルスの影響に加えて、ベイルートの爆発も相まって状況が非常によくないです。

こうしたレバノンの状況を少しでも改善したいと考え、何百年も伝統的な製法で作っているワインに着目しました。
上でも述べたレバノンワイン美味しいよね、という話も、元はレバノンの現状を話しているうちに発展したものです。
レバノンは気温や標高などワイン作りに適した環境が整っていて、山を登っていくとぶどう畑が一面に広がります。
家族経営の小規模ワイナリーが多く、私達が取り扱っているバトルーンマウンテンも家族経営です。

私達は数あるワイナリーの中から、オーガニック製法でワイン作りを行っているところから仕入れます。
いま世界は日進月歩の勢いで変わっていて、ワイン作りもその影響を受けています。
ワインは本来自然に生えたブドウを潰して発酵した結果できたもの。
ワインを作るために農薬や除草剤を散布してその土地の環境や生態系を変えてしまうのは避けたいです。
オーガニック製法だとこれらの心配がありません、だからオーガニックにこだわっています。
彼らの仕事はとても大変です、蜂を育てたり、雑草の処理をしたり、薬剤不使用のため苦労がたくさんあります。
そうした状況でもオーガニック製法を取り入れているワイナリーに敬意を表するとともに、
長くお付き合いするパートナーとして一緒に活動しています。

私達の事業を通じてレバノンが少しでも活気付いてもらえたらこれ以上ない幸せです。

オーガニック製法を取り入れているバトルーンマウンテンワイナリーのAssadファミリー

ワインをもっと身近に楽しめる文化作りを推進

ワインは作り方がとても簡単で、お酒の起源と言われています。
ぶどうの品種もだいたい限られていますが、ワインの味はそれぞれ個性とみなし、
ワインメーカーの腕や環境が味を変化させるものと考えられています。

そんなワインですが、日本ではあまり普及していません。
香りが〜、味わいが〜、有名なソムリエやワインに精通している人が
ワインを評価するほど親しみづらい飲み物になってしまっていると思います。

私達は、ワインはもっと楽しく、美味しく飲むものだと考えています。
そんなに難しい飲み物ではなく、自分が美味しいと思えばそれは美味しいワインなのです。
今ではこうして膨大な数のワイナリーが存在するのも、美味しいワインを作るんだという
ワインメーカーひとり一人の思いがあるからこそです。